心停止していない君のカラダ、にAEDでも付けてみようか。 同調しないこどー。が、君の波。 ドク、ドク、ドク、ドク、ドクドク、ドクドク、ドッドッ、ドクドッ、ドクドク。 2つの波がカラダでせめぎ合い、壊していく。 ドドドドドドドドドド・・・・・・・。 工事中。 ドドドドドドドドドド・・・・・・・。 黄色と黒の看板。工事中なんだそうだ。 ドドドドドドドドドド・・・・・・・。 ホールに広げてみようか、君のこどー。 鏡の前で、少しずつ、取り出して。 ドク、ぽい。 ドク、ぽい。 ドク、ぽい。 ドッ、ぺちゃ。 ドク、あっ。 ドッ・・・・、ぺちゃ、くちゃ? ・・・・・・。? ぺちゃ、ぺちゃ。 あっ、と僕の声が、ホールに響いて ぺちゃくちゃと咀嚼音と呼吸音と話し声が 食堂から聞こえてくる。 ああ、そうだ。 「・・・・おはよ」 「「・・おはよう。どんな夢みたの?」」 「なんか、あなたに広げられる夢」 おはよう。 また、夢を見よう。 暑い日の、ホールのすみで。 2人、眠った夢を。 2006-11-29